題名『らんま5対1〜サブタイトルはない』

*WARNING!*陵辱・輪姦・TSなどの過激な表現あり

投稿先スレッド:『らんま1/2のすばらしき小説木棒』 (http://www2.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1010935250/l50)

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章 1 2

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(1)

「これで、やっと男にもどれるぜ!」
 乱馬はガッツポーズをした。昼下がりのひとりきりの風呂場、それも素っ裸である。われに返ってさすがに自分でも間抜けに思えたが、手にした小さなガラス瓶を見て思わずにんまりしてしまう。瓶の中にはどろりとした乳液が入っている。昨晩、一万円という大枚をはたいてなびきから買ったものだ。なびきは学校の帰り道で行商人から購入したという。

「本当に、この体が元に戻るのかよ、なびき!」
「ええ、この液体を女の体に塗ると男になるの、つまり女の乱馬くんが塗ればずっと男の体でいられるってわけよ。」
「でも瓶に書いてあるこの名前、『男女乱交乳液』って、思いっきり怪しくねえか?」
「そ、それはほら、中国語で男女が入れかわるって意味でしょ。べ、別にいやらしい意味じゃないわよ。ほ、ほら見て! さっき金魚鉢にいれてみたらメスの金魚がオスになったのよ!」
「おおー、すげえー! ……って、金魚の性別なんて見分けつかないだろ」
「ぐ……! そ、そんなに疑うんならいいわよ! 金魚鉢の中にみんな捨てちゃうから!」
「だーー! もったいねえことすんじゃねぇ! わぁーったよ、買うよ!」
「最初からそういう風に素直になればいいのよ」
 なびきは乱馬の手から一万円札をひったくり、代わりに怪しげな瓶を押し付ける。
「いいこと、この液をよく伸ばして、体の全体に塗るのよ、すみからすみまでね、フフフ」

「な、長かったぜ、いよいよ今日でこの特異体質ともおさらばだ」
 ガラス瓶を握り締め、今度はしみじみと感慨にふける乱馬。
「と、しみじみしてる場合じゃないな。他のみんなが帰ってくるまでにやっちまおう、まずは、と。そうだ、女の体にならなきゃな、このまま塗ると、元も子もないからな」
 浴槽には先ほどから水が張ってある。洗面器で頭から思い切りよく水をかぶる。いつものようにそこにいるのは女の子のらんまだ。まだ初秋とはいえ、さすがに水は冷たく、ピンク色の乳首がとがって、白くてぴちぴちした肌は水滴をはじいている。瓶のふたをとり、掌に中身をたっぷりとあける。女らんまの小さな掌から白く濁った液体がこぼれおちそうになる。
「おっとと、もったいねぇ。しかし、これ、なんだか男のアレに似てるな……って、何考えてんだ、オレ」
 らんまは顔を少し赤らめて、掌の液体をまずは胸元に塗りつける。ぬるぬるした感触に思わず声を上げそうになるのをこらえて、乳房から、脇腹、ふともも、腕へと丁寧に乳液を伸ばしていく。両手両足の指先まで塗ったところで、浴室の鏡をそっと見てみるが、いぜんとして女の子のままのらんまがうつっている。ところが先ほどから、体全体が火照ったようになってきた。水をかぶったばかりだというのに、肌は桜色に染まって、胸がどきどきとして、眼はとろんとなり、われながら色っぽい。
「これって、成分が効いてきたってことなのかなぁ……、そういや、瓶の後ろに注意書きが書いてあったな」
 らんまはからっぽになった瓶を取り上げて、裏返してみた。
「ええっと……。げげっ! 『注意!女子はその女陰に特別念入りに塗りこむがよろし!』って、アソコに塗るのかよ!」
 ぬるぬるした指先で一番敏感な部分をさわる、と考えただけで、両腿の付け根がむずむずしてきた。
「ま、まあ、女を男に変えるんだから、アソコに塗るのもしょうがないよな」
 と、自分を納得させて、おそるおそる指先を伸ばしていく。
「……!!」
 指先が股間に触れた瞬間、甘美な電流のようなものが体の芯を走った。これまで自分の女の体を否定してきたらんまにとっては、初めての、強すぎる刺激だった。
「こ、これが女のコの……!?」
 腰が抜けて、その場にへたりこみそうになるのかろうじてこらえた。指先は無意識のうちに最も敏感な突起を探り当てる。
「あ、ああん!」
 甘いため息が漏れるのも自分で気づかないほどだった。
「これも男に戻るためのガマンだ」
 言葉とは裏腹に、期待に震える指先がひとりでに快感をおいかけて股間をまさぐる。鏡の中に、口元から少しよだれをたらしながら、はしたない行為に没頭するらんまがうつっている。
「オ、オレ、一体なにしてんだよ」

 その時、浴室の扉ががらがらと開け放たれる音がした。あわてて振り向くと、そこには買い物に出かけたはずのなびきが立っているではないか。
「おほほほほ!」
 なんと、なびきの片手には愛用のビデオカメラを構えられ、レンズがらんまの裸体にすえられている。
「乱馬君たら、大きな声出しちゃって、恥ずかしい声が外まで聞こえてるわよ」
「て、てめぇ!」
「あら、いけない、お客様が来てるの忘れてたわ。乱馬君、クラスの友達が遊びに来てるわよ!」
 その声を合図にクラスメートの男たちが何人か、どやどやと入ってくる。思わずらんまは胸と股間を手で隠そうとする。
「てめえら!どこに隠れてた! ……って、なんでみんなはだかなんだよ!」
「ああら、乱馬君、一人で楽しむのはよくないわよ。みんなで仲良く遊ばないとね」
 いつもふざけあっているクラスメートたちが、普段とは違う、ぎらぎらした目つきで裸のらんまを見下ろしている。男たちの股間にはぎんぎんにこわばったものがそそり立って、らんまはたまらず目をそらした。
「ふざけんな!まとめてぶっとばしてやる!飛竜昇……」
 すって〜ん!急に立ち上がろうとしたらんまは、濡れた床で思いっきりすべってしまった。とっさに男たちが床に伸びたらんまに飛び掛り、押さえつけてしまう。
「てめえらごときにこのオレがやられると……」
 力まかせに押さえつける腕をふりほどこうとしたその時、クラスメートの手が、らんまの胸元に伸びる。男の指先が乳房にふれたとたん、あの電流がらんまの体を走り、力が全く入らない。普段なら女のらんまとて、この程度の人数ならわけも無いのだが、男の愛撫を受けるたびに全身の力が抜けてしまうのだ。
「らんまのおっぱい、やわらけぇ〜」
 クラスメートは感動したようにつぶやき、甘えるようにらんまの胸元に顔をうずめる。
「や、やめ……!」
 それでも最初はおずおずと乳房を撫でていた男も、らんまが抵抗できないと分かると徐々に大胆な手つきになっていく。不快感で鳥肌が立ったが、その一方で甘い快感が押し寄せてくるのをどうしようもできず、声がもれるのを抑えるので精一杯だった。
「い、いい加減にしねぇと!」
 らんまは最後の力を奮い起こそうとする。その時、いよいよ調子に乗った男がらんまのピンク色の乳首を口に含んだ。
「ああ、ああん!」
 ざらざらとした舌先で乳首を転がし、もう片方の乳首も指先で乱暴にもてあそばれる。
「抵抗したって無駄よ、らんまくん。わたしが渡したあの瓶はね、本当は中国の皇帝が、後宮、つまりハーレムで使った媚薬なのよ。この薬を塗れば、どんな貞淑な貴婦人でも、自分から男を求めるようになって、らんまくんみたいなじゃじゃ馬でも男に抵抗できなくなるのよ」
「なびき、てめえ、だましたな!」
「……って、この瓶の注意書きに書いてあるんだけど、読まなかったの?」
「!」
「ほほほ、あいかわらずねぇ、らんまくんは。ほら、あなたたちもぼけっとしてちゃだめよ!ちゃんと可愛がってあげないと、お転婆にあっという間にぶっとばされちゃうわよ」
 なびきの言葉でロボットにスイッチが入ったかのように、他のクラスメートたちもあわててらんまの体に手を伸ばす。
「だ、だめ……」
 たっぷりと乳液を塗られたらんまの体の上を男たちのごつごつとした手が這い回る。
「ちなみにこのおクスリ、殿方が塗ると三日三晩はぶっとおしでOKらしいわよ。ほら、みんなのすごいでしょ、そこでらんまくんのこと見ながら塗ってたのよ」
 どすん、と浴室の床になびきが一升瓶を置く。ラベルには『男女乱交乳液お徳用』と書いてある。すでに中身は半分ほどに減っている。
「くっ!!」 
 クラスメートたちの猛々しいこわばりがいやでも目に入る。なびきの言葉にまるで誇示するように突き出されて、らんまの体の上で振りかざされる。
「ら、らんま〜、おれたちとしようよ〜」
「や、やめろ、お前ら! お、おれはオトコだぞ!」
「かまわねぇよ、俺、前かららんまとHしたかっんだ!」
「お、おれも! 毎晩らんまのこと考えながらオナって……」
「クラスの男どもはみんな、らんまのことやっちゃいたいっていってるぜ!」
「おれは今モーレツに感動している!」
「生きててよかった!」
 クラスメートたちは自分たちの言葉で興奮したかのように、らんまの体の上でそれぞれの怒張をしごき始めた。
「へ、変態やろう!」
 らんまの涙まじりの罵倒も男たちをますますたかぶらせるだけだった。

「本当に麗しい友情ねえ、うらやましいわ。あなたも熱い友情に応えないとだめよ、らんまくん。みんなにあなたの大事なトコロ、見てもらいましょうよ」
 らんまはハッとして顔を上げた。これまでのどたばたにもかかわらず、らんまの両ももはけなげに閉じられたままだった、今その正面になびきのカメラがすえられている。
「そ、そこはだめだ、やめて!」
 らんまの悲鳴をあざけるかのように、クラスメートの手がらんまの両膝をつかみ、ゆっくりと左右に拡げられていく。威勢のいい言葉を裏切って両膝はほとんど抵抗もせず、男の手に屈服していく。
「おおー」
 クラスメートたちも歓声を上げる。
「あらあら、すごいことになってるわよ、らんまくん。オトコのコがこんな風になるのかしら?」
 らんまの両目から、大粒の涙がこぼれ落ちた。今やらんまの両足は左右に思い切り広げられ、まぎれもない女の部分があらわになっている。男たちの好色な視線が突き刺さる。そして、真正面からはなびきのビデオカメラが無機質な眼で見下ろしている。
「こ、これがらんまのおまん……」
「ば、ばか! 言うんじゃねぇ!」
「あのおクスリ、馬鹿正直にたっぷり塗っちゃったみたいね。でも、ここまでぐしょぐしょになってるのは、そのせいだけじゃないのかしら」
「くっ!」
 なびきの言うとおり、らんまの押し広げられた秘唇はたっぷりと湿り気をおびて浴室の灯りの下で淫靡にてらてらと光り、ぐっしょりと濡れた陰毛には露が玉を結んでいる。なびきが開いた方の手をいきなり伸ばし、指先で、らんまの割れ目をなぞりあげる。
「あんっ!」
 らんまの体がびくんと飛び跳ねた。
「ばかなびき! さ、さわんじゃねぇ!」
 濡れた指先をなびきはぺろりとなめ、らんまは嫌悪感で顔をそむける。
「ひどいきらわれようねえ。でもそりゃそうよね、今のらんまくんは、ちゃあんとしたオンナのコだものね、女にさわられるより、男のほうがいいわよね。じゃあ、そこのアナタ!」
 すぱこーん! なびきは、先ほどから間抜けな顔でらんまの股間をのぞきこんでいたクラスメートのひとりの頭をはたいた。
「らんまくんのアソコをなぐさめてあげるのよ!」
 らんまの背筋に悪寒が走る。
「や、やめろー! ばかー!」
 頭をはたかれたクラスメートはにたにた笑いを浮かべて、顔をらんまの両ももの間にちかづけていく。

「やだ、やだ、、やだよーー!」
 らんまは首をふって、いやいやするのだが、とうとう、男の唇がらんまの秘部につけられてしまった。らんまの体がぴくんと痙攣する。男は頭をらんまの股間にすっぽりうずめて、ぴちゃぴちゃ音を立ててなめ始める。
「んんん、んん……、や、やあ」
 男の舌がらんまの秘めらていた部分をくまなく責め立てる。男の熱い鼻息がらんまのクリトリスにかかり、ひげの剃り跡がじょりじょりと内腿に当たる。不快感がぞわぞわと背筋を這い上がるが、一方で快感が広がっていくのを抑えようもない。
「ムゴムゴ、夢みたいだ、お、おれ今、らんまのおまん……、フゴフゴ」
「だ、だから、いちいち言うなって……、あ、ああん!」
 男の舌先がらんまの突起をなぞり上げ、らんまの体が一段と激しくはねる。なびきが冷たく微笑む。
「フフフ。これで十分に(ぴちゃぴちゃ)、準備も(ぴちゃぴちゃ)整った(ぴちゃぴちゃ)ようね。じゃあ、そろそろ(ぴちゃぴちゃ)……って、いつまでなめてんのよ!(すぱこーん!)」
 夢中になってなめていたクラスメートの頭を、再びなびきの平手が張った。男が、呆けたような顔でなびきを見上げる。口の周りは自分の唾液、そしてらんまの愛液でべとべとだ。この時、激しい愛撫を途中で止められて、らんまは不満そうに小さく鼻を鳴らしてなびきを見あげたのだがさすがのなびきもこれには気づかなかった。
「さて、だれにしようかしらね……。大体らんまくんのクラスメートって、名前も無くって区別しにくいったらないのよねぇ……(ブツブツ)。よし、そこのひょろメガネ!」
「え、ぼ、ボクですか?」
 なびきは男たちの輪から少しあぶれていたクラスメートを指差した。
「そうよ、アナタを一学期の学級委……、じゃなくて、アナタ、今かららんまちゃんを本当のオンナにしてあげるのよ!」
 その言葉の意味することにらんまは愕然とする。
「な、何言うんだ!ばかなこと言うんじゃねぇ!」
 他のクラスメート達からも不満の声が上がる。
「ほら、ブーブー言うんじゃないわよ。後でみんな相手にしてあげるわよ、ね、らんまくん」
「ばかやろう!」
 指名されたクラスメートは、他の男たちにもそくされて、おずおずとらんまの正面に回りこんだ。
「ほ、本当にぼくでいいのかなぁ、らんま〜」
「し、知るか、ばか!」
 らんまはぷいと横を向いた。もじもじしている男の尻をなびきがたたいた。
「ほら、オンナのコを待たせちゃ悪いでしょ」
「い、いくよ〜、らんま〜」
「く…!」
 華奢なからだつきに似合わず中々たくましいイチモツが、ゆっくりと、らんまの中心に向かって進んでゆく。場所を間違えないように、他のクラスメートたちの手でらんまの秘唇は左右に思い切りおしひろげられた。
「あら、見事なチームワークね」
 なびきが感心したようにつぶやく。らんまにとっては、よこしまな連帯でしかない。秘裂の入口に亀頭が触れたところで、ぴたりと男の腰が止まる。
「本当にいいのかな、らんま〜」
「だーーー!もうっ、好きにしろ!ばか!」
 らんまはとうとう観念したように、眼をつぶる。
「ほら、いっちゃいなさいよ。上のお口は悪いけど、下のお口は素直みたいよ」
 らんまの開口部がひとりでに返事をするようにひくひくと動く。
「いくよ〜、らんま、うらむなよ〜」
(い、一生うらんでやるぅ〜、……あ、あああ、ああ〜!!)
 クラスメートの怒張が、らんまの膣の中に一気に押し入った。
「やだ、やああ、あああん!」
 らんまにとって経験したことのない感覚が下半身を貫く。今までの臆病風はどこへ行ったのか、男の腰は乱暴に突きこまれてくる。
「ちょっ、う、動かすんじゃねぇー!」
「どう、薬の効き目は? らんまくんみたいなバージンのオンナのコも、痛い思いしなくて、最初から気持ちよくなれるのよ」
 なびきも言うとおりだった。言われていたような痛みは全く感じられず、男の動きにつれて、今までとは全く違った快感が押し寄せてくる。
「ん、んんん、ああ…! やあっ…!」
「それにしてもしっかりくわえこんでるじゃない、らんまくん。もしかして、初めてじゃなかった?」
 クラスメートたちがざわざわする。
「ほんとかよ、らんま! バージンだって信じてたのに!」
「い、いつの間に、おれたちに内緒で!」
「友達だろ! みずくさいぞ!」
「相手はもしかして、九能センパイ……?」
「いや、大穴でムースとか……」
「ば、ばか!お、おれは処……って、変なこと言わせんじゃねぇ!」
「どう、らんまくん、大人のオンナになったご感想は?」
「知るか、ばかやろーー!」

 なびきのいい加減なご指名でらんまのはじめてのオトコになってしまったクラスメートは周囲の騒ぎも耳に入らず、一心不乱に腰を動かす。そのたびにらんまの小柄な体が前後にガクガクとゆすられる。
「す、すごい、きもちいいよぉ! 狭くてきつくて、らんまのち、ちっ……」
「だから、言うなって、もう! あ、ああ、もっと、ゆっくりしてって……」
「クスクス。らんまくんの今の表情、最高に可愛いわよ」
 間近い絶頂の瞬間をとらえようと、なびきのカメラがらんまの顔をズームアップにする。
「ん、んんん! だめ……! や、やあん!」
「ら、らんまのあえぎ声、たまんねえよ〜」
 一人の男がもはやこらえきれなくなったように、股間をらんまの体にこすりつけ始めた。すると新しい遊びを発見したかのように、他の男たちも次々とらんまの体に覆いかぶさり、同じしぐさを始める。幾本ものぬるぬるの陰茎がらんまの胸といわず、わきばらといわず這い回り、ほおや唇に押し付けられる。
「らんま、らんまぁ〜」
 男たちが、泣き出しそうな喘ぎ声を上げる。
「もう、でちゃうよ〜、らんま!」
「らんま、おれたちといっしょにイコウぜ!」
「フフフ。ホント美しい団結力だわね。クライマックスは逃さないわよ、らんまくん。安心しておイキなさい!」
 なびきがレンズの向こうで舌なめずりをする。
「ば、ばかぁ、だめぇ、ん、んんん〜!」
 らんまの限界も近づいてくる。その時、らんまの体の内で男のこわばりが一段と膨張したのがはっきり感じ取られた。
「あ、ああ、あああ……」
 とうとう、らんまの膣の中で男のペニスがびくんと痙攣し、精液がいきおいよくほとばしりでた。同時にらんまは初めての絶頂に達し、さざなみのような震えが全身を襲う。そして他のクラスメートたちの男の精もらんまの肌の上で次々と発射され、らんまの全身を汚していった。

(2)

「おおぅ、おおおぉ……」
 男たちはもはや悲鳴に近い声を上げながら、怒張をしごいて、白濁液をらんまの体に撒き散らす。最後の一滴まで搾り出すと力つきたように、らんまの上に折り重なる。
「らんまくん、とうとうイっちゃったわね。あなたたち、もうおさえなくていいわよ。もう抵抗する気力もないでしょうから、……だから、はやくどけっての! (げし!)」
 なびきは、らんまの上でぐったりする男どもの尻を蹴り飛ばした。男どもがのろのろ動き出し、らんまの裸体がふたたび現れる。らんまは起き上がろうともせず、ぐったりと横たわったままだ。大きく波打つ胸の上にも、幾筋もの精液が走っている。
「満足してもらえたようね、うれしいわ。でもまだ一人目よ、みんな満足させてあげなくちゃ不公平よね、友達なんだから。フフフ」
 らんまは大儀そうに少し眼をあけただけで、なびきのあざけりに言い返すこともしない。
「それじゃ、アナタ。上を向いて寝て御覧なさい」
 また別の男が、らんまの横に添い寝するように、天上を向いて横たわった。
「あなたたち、らんまくんを起こしてあげなさい、そう、やさしくよ、オンナのコなんだから」
 男たちはなびきの意図をもはや完全に理解し、なびきの手足となって動く。3人がかりで、らんまの力の抜けた体をかいがいしく持ち上げ、横たわる男をまたいで立たせる。
「いいわね、らんまくん、男の子たちにかしずかれて、お姫さまみたいよ。クスクス」
 足元には、すでに男の赤黒いペニスが天井にむかってそそり立ち、えものがかかるのをいまやおそしと待ち受けている。らんまは呆然として見下ろすばかりだ。パアン!突然高い音がなりひびき、クラスメートたちは思わずびくりとする。なびきがらんまのお尻を思い切り平手打ちしたのだ。白い尻に紅葉のような掌の跡が残る。
「さあ、らんまくん!あとは自分から迎え入れるのよ!」
 空気がびりびりするほど鋭い声だった。あっけにとられるクラスメートたちの目の前で、なびきの命ずる通りに、らんまは震えるひざを押さえながら、ゆっくりと腰を沈めてゆく。
 期待にふくれあがる亀頭が、内腿に触れるところまできて、さすがにらんまはためらいを見せる。それでも肉棒に手をそえて、割れ目にあてがうと、思い切ったように深々と座り込んだ。
「んん、んんん!! ああん!」
 男に馬乗りになったらんまの体が大きく震えたが、苦痛のためか、それとも快感のためなのか、もはや表情からは見分けがつかない。横たわる男も喜びのうめき声を上げる。ふるえのおさまったらんまは、何をしてよいか分からないといったように、ぼんやり男の胸板を見下ろしている。
「ほら、らんまくん、じっとしてちゃだめよ」
 なびきは、考えるひまを与えるまいとするためか、矢継ぎ早に指示を出してゆく。らんまのおしりをからかうように平手打ちする。らんまの体がぴくりと動き、鞭を入れられたロバのように、ゆるゆると腰を動かし始める。クラスメートたちがどよめく。
 はじめのうちこそぎごちなかったが、すでに男を知ったらんまの腰は、あっという間にこつを飲み込み、リズミカルに上下しはじめる。緊張できゅっと引き締まった小さめのおしりが、男の腰を中心に円を描き、快楽のポイントを貪欲に探っている。
「ああ、す、すごい、らんま……、あああぁ」
 先ほどとは立場が逆転し、早くも男は悲鳴をあげはじめた。らんまの変身ぶりに、クラスメートたちはあっけにとられるばかりだ。なびきだけが、冷たく笑っている。事態はなびきの思うがままに進んでいる。
 らんまのくねくねと淫靡に動く腰を、なびきのカメラが狙っている。しつこくまとわりついてくるレンズの視線を、らんまは痛いほど肌で感じるのだが、声を上げることもできない。らんまが抗議、というよりも哀願のまなざしで、ちらちらとカメラに眼をやるのに気づいて、なびきが声をかける。
「だいじょうぶよ、らんまくん。しっかり撮ってるからね、らんまくんのはしたない姿、フフフ」
 なびきの容赦ない言葉に責め立てられても、らんまはぎゅっと目を閉じて、いやいやと、弱弱しく首をふるだけだ。

 この時、この日の屈辱の最後の仕上げとばかりに、男の剛直がらんまの顔の前にぐいとつきだされた。
「!!!」
「らんまぁ、オレの、く、口でしてよぉ…」
 それまで、らんまの横に突っ立っていた男が、もはや我慢できないとばかりに、らんまに腰をすりよせる。
さすがに他のクラスメートは、反撃があるのではと、ひやりとするが、らんまは少し顔をそむけただけで手を上げてはらいのけようともしない。
「らんまぁ、おねがいだからさぁ……」
 男はあまえたような声を上げる。
「かわいそうに、友達があんなにお願いしてるじゃない、らんまくん」
 クラスメートは、らんまが抵抗しないのを見て取ると、おさげを乱暴に根元からつかみ、自分の腰の方にぐいと引き寄せた。
「んん、や、やめ……!」
 男は、陰茎に手をそえて、らんまの両ほおをびんたし、亀頭で顔中をなぞる。この屈辱的な仕打ちに対しても、らんまは眉をしかめるだけで、なすがままにされている。それでも少しの間は、目と口をとじて耐えていたが、あの声がらんまを叱咤する。
「らんまくん!さっきはみんなに気持ちよくしてもらったんでしょ!今度はらんまくんが、お返しをしてあげなさい!」
 やはり、最後の抵抗をつきくずすのは、なびきの言葉だった。らんまはあきらめの表情を浮かべると、口元をふっとゆるめた。それでも目はつぶったまま、おずおずと小さな唇を、男の剛直に近づけていく。
(くっ!!)
 先端を口に含むと、かすかな尿のにおいが鼻をつく。
(オレ、オトコのくせに……、一体なにしてんだろ……)
 だがやがて決心したように、らんまは息を止めると、男のモノを深々とのみこんでしまった。
(ムグ、ングング…)
 クラスメートたちがごくりとつばを飲み込む。
「す、すげえ!あの気の強いらんまがオトコのちんぽをくわえてるよ……」
 らんまはすぐにコツを飲み込み、亀頭に舌先をちろちろとはわせ、のどの奥まで肉棒をのみこむ。
(ムゴ、ムゴ……、チュパ、チュッチュ! ……)
「初めてとは思えないわよ、らんまくん。やっぱり、オトコのコの気持ちも分かるから、気持ちのいいトコロもよく分かってるのね。らんまくんて、Hの相手としては最高じゃない?」
 らんまはふっきれたのか、一心不乱に男の剛直をしゃぶっている。
「ああ、ああ……、らんまのクチの中、きもちいいよぉ……」
「らんまぁ、おれのも、おれのも!」
 今度は反対側から別のペニスが突き出される。らんまはもはや命令を待つことなく、ふるえる手を伸ばしていく。らんまの細い指が棒にまきつく感触だけで、男はうめき声を上げる。らんまは根元からつかんだ男の肉棒をはげしい勢いでしごきだす。
「ああ、すげ……、らんまの手コキ、最高だぁ……」
「オホホホ! らんまくん、すごいカッコよ! ほら、前を見て!」
「!!!」
 今まで無意識のうちに見るのを避けていた鏡が、真正面から、らんまの全身を映し出していた。らんまはちらりといちべつしたが、あわてて目をそらした。しかし、目に焼きついた映像はもはや、頭からはらいのけることができず、横目でちらちらと鏡を見てしまう。
 鏡の中で少女が、男の体に馬乗りになって一心不乱に腰を動かしている…。両手に別々の男たちのペニスを握り、それを交互に口にふくみ、音を立てて吸いたてている。両側から男の手が乳房をわしづかみにして、乱暴にもみしだいている。
(こ、これが、今のオレ……!?)

「すげえ、らんま、まるでAV女優みたいだ」
 クラスメートの一人のあっけにとられたつぶやきに、らんまはびくりと肩をふるわせる。なびきが、らんまの動揺を見透かして、さらにあざけりの鞭をふるう。
「フフフ。新人AV女優のデビュー作としては上出来といったところかしら。タイトルは
『らんま5対1』でどう?」
「なびきさん、うまい!」
「サブタイトルは『らんま、乱交でランララ〜ン♪』でどうだろう?」
「わけわかんねーよ!」
 らんまの前にたちはだかって奉仕させている二人の男たちも、いよいよ図に乗って、らんまを嬲りはじめる。らんまの後頭部をわしづかみにし、乱暴に引き寄せる。
「へへ、おれ、らんまの顔にかけちゃおっかなー」
「あ、おれも〜」
「オホホホ。新人女優らんまくんの初主演作、ラストシーンは、W顔面シャワーのアップで決まりね」
なびきたちの言葉が、らんまの最後の理性をあしげにし、容赦なくふみにじる。
(ああ、もう、オレ、どうなってもいいや……)
 らんまがとうとう、はしたない言葉を口にしはじめる。
「ムグムグ、ああ、いい、いいよう、チュパ、チュパ!」

「クスクス。らんまくん、さっきから、おいしそうにおクチにしてるのはなぁに?」
「ングング……、ん、いやあん、フゴ、ムゴムゴ……」
 らんまが、だだっこのように首をふる。
「両手ににぎっちゃって、だれも取りあげたりしないわよ?ほら、おしゃぶりに夢中になってないで、言ってごらんなさいな。ウフフフ」
「んん、んん……! お、おちんちん、男のヒトのおちんちん……!」
「いいコね、よく言いました、アハハハ! らんまちゃんはおちんちんが好きなんだ?」
「ん、うん……! す、すきぃ! 男のちんぽ、好きだよぉ……!」
「あらあら、らんまちゃん、よだれたれちゃってるわよ。クスクス。じゃあねぇ、らんまちゃんが今いちばん気持ちのいいトコロはどこ? 言ってくれたら、ごほうびあげるわよ」
「んん、ああん……! お……、おまんこ! おまんこが、熱くて、いいのー!!」
「恥ずかしいのに、よく言いました、クスクス。じゃあ、ごほうびにみんなでイッていいわよ!」
 らんまは体の奥で、二度目の絶頂が近いのを感じ取った。さらに腰を大きく動かし、口と手の動きを速めていく。
「ああ、ちょっ、らんま、タンマ……!」
 男がたまらず腰を引こうとするのを逃がすまいと、らんまはがっちりつかんではなさない。完全に主従が逆転し、らんまの動きが中心となって、一体となって高みを目指していく。すかさず、なびきが、らんまの正面に回りこむ。らんまの顔を、レンズを通してなびきの目が、真正面からのぞきこむ。男たちが、先ほどと打って変わって、哀願するような声を上げる。
「ああ、らんま!でちゃう、俺たち、でちゃうよぉ!」
「ああ、いい、いいよぉ……! お、オレに、熱いの、いっぱい熱いのかけてぇー!」
らんまの腰から、熱いかたまりのようなものがせりあがってきて、子宮の奥で炸裂した。らんまに腰をがっちりとおさえられた男たちも、悲鳴をあげながら、らんまの顔と胸に精液をぶちまけて、よろめいて壁に手をつき、なんとか体を支えた。。らんまの肩と乳房に、白濁液が露となって、滴り落ちた。らんまは気を失ったように、男の胸に倒れこみ、大きく息をついた。

 タイミングを見計らったかのように、ビデオカメラが電子音を鳴らしてテープの終わりを告げる。
「あら、もう切れたの? まあ、いいか、らんまくんの恥ずかしい姿はたっぷり撮ったものね」
 なびきは、カメラを横に置くと、するすると洋服を脱ぎ、足元に落とした。 下着は全くつけていない。『男女乱交乳液お徳用ボトル』を手に取ると、手のひらに中身をたっぷりとあけ、ぺろりと舌先で味見をした。
「さあ、あかねたちが帰ってくるまで、まだ時間があるわ。もう少し、みんなで楽しみましょう」
 近くにいた男を抱き寄せて、なびきは冷たくほほえんだ。

 まだ日の高い休日の午後、ここ天道家の浴場では、若い男女の甘いあえぎ声と、肉のぶつかりあう音が、いつまでも鳴り響いていたのであった………。

*END*

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